〇平成26年に発生した千葉県における冷凍設備の事故について

千葉県防災危機管理部産業保安課



千葉県の冷凍設備事故件数

(平成26年11月末現在)

千葉県の冷凍設備に係る事故は、平成26年は3件発生しました。

以下に、平成26年に発生した事故の概要を紹介します。

(1)発生日:平成26年1月27日

   場      所:市原市

     事故概要:通常運転中のアンモニア冷凍設備で、ガス漏洩検知警報設備の警報が発報し 除害設備が起動、冷凍設備は自動停止した。漏えい箇所の特定のため窒素ガスによる気密試験を実施したところ、油分離器出口 手動バルブからの漏えいを確認した。分解点検の結果、グランド部の0リングの組み込み不良とOリング自体の劣化が見られ、 これらが複合して漏えいに至ったと思われる。

 

(2)発生日:平成26年2月21日

     場      所:千葉市

     事故概要:倉庫内の一部で冷却が悪くなった。日常点検において受液器液面計の低下が 見られていたが、倉庫内は冷却されていたのでそのままにしていた。冷凍機の運転調整をしながら冷媒漏れ調査も行っていたが状況は 変わらず、冷媒を一部充填したが改善しないため、メンテナンス会社に調査を依頼したところ、機械室内電磁弁グランド部より冷媒の漏えいを確認した。設備設置後34年を経過しており、運転の振動により電磁弁グランド部スピンドル根元が緩んだと思われる。また、 日常点検において液面計の異常を感じつつも倉庫内が冷却されていたために問題を放置してしまった人為的ミスにより漏えい量が増加 した。

 

(3)発生日:平成26年3月4日

    場       所:袖ヶ浦市

    事故概要:チラーユニットの低圧遮断装置が作動して機械停止したので、当該設備の電源を切断した。 メンテナンス会社が調査した結果、ユニット内冷媒配管から冷媒漏れがあると報告を受けた。配管交換作業時、冷媒の残量を確認したところ5kgを回収した(初期封入量45Kg)。配管(銅)とフランジ(鉄)をろう付けする際、フランジの加熱のため銅配管が過度に加熱され、 銅粒子の粗大化が発生し、引張り強度が低下した結果、チラーユニット運転中の振動により疲労破損したと考えられる。